【mirevaVR】中部国際空港フライト・オブ・ドリームズ撮影&制作レポート

みなさま、こんにちは！SNS担当タナカです👩

なんと！
この度、弊社ZEROBASEのmirevaVRで
中部国際空港セントレア🛩 のフライト・オブ・ドリームズを撮影させていただきました🎉
飛行機を外側からVR撮影するのは世界でも類を見ない試み🌍
試行錯誤しましたが、素晴らしいものが完成しました◎

今回は撮影に至った経緯から、実際の撮影風景〜制作、
実際のmirevaVRを紹介したいと思います📷

mirevaVR導入の経緯

mirevaVRでは建物を3Dデータ化し、生成された3Dモデルの中の好きな箇所に、動画や、画像などを埋め込むことができます。

3Dの仮想空間を歩くと、動画や画像でその空間をアピールし、〈24時間空間を案内してくれるガイドの様な役割を果たすコンテンツになる〉という利点を活かし
このコロナ禍で外出が制限される中、WEBサイトを通して楽しんでいただけたらと思い中部国際空港様へご提案。
mirevaVRの高画質で臨場感のある仮想現実空間を体感してもらおうと今回導入に至りました！

ボーイング787初号機の展示をはじめ、昨年12月にリニューアルした1階「フライトパーク」、商業店舗で構成する2階・3階の「シアトルテラス」のすべてのエリアを
mirevaVRにて制作し細部までご覧いただくことができます！

mirevaVR撮影風景

カメラというものはそもそも、物体の影になっている部分は撮影できないものです。
「人が地面にいる視点での3D映像」をつくるだけであれば、物体の影があったとしても、その影が映る場所も撮影をすれば済むのですが

今回我々がトライしたことは、フライト・オブ・ドリームズ内にあるボーイング787を含めた建物全体を「上空やさまざまな角度からの視点で、立体的に見る3D映像」をつくるということでした💪

そのためには、高さ10mを超えるボーイング787よりも、高い位置にカメラを置いて撮影する必要があったので、安全帯をつけて高所作業車に乗り撮影を実施しました👷‍♂️

使用しているカメラのメーカーは、アメリカのNASDAQに上場をしている有名な会社のものですが
そのメーカーさん側からも、「このような撮影は海外も含めて他に例がない」と言われ、非常に挑戦的な取り組みとなりました🔥

限られた時間の中でトライ&エラーを繰り返しながら、綺麗な3Dを構築するに足るキャプチャを獲得することが我々のミッションでしたが、
計五回の深夜に及ぶ撮影を経て、ようやく撮り切ることができました📷

カメラのメーカーにも言われるような、海外でも例がない初の取り組みだったので、うまく行くか心配な側面もあったのですが
結果としては満足いくものができて非常に良かったです！

mirevaVR制作風景

数々のmirevaVRを編集してきたタナカですが、まず圧倒的に規模が違います。
大型案件も編集してきましたが高さがここまであるのは圧巻です🌟

そもそも、飛行機という変わった形状のものを撮影するということが物理的に可能だということは分かっていましたが、
やったこともなければ前例もない状況で、制作側としては、😰合成できないかも。。。という心境でのスタート&トライ

うまくいっていないデータを見て、毎回不安になっていました💔

今回、VRフライト・オブ・ドリームズでは見る人にとって快適で利便性の高いものを提供することを制作目標とし、
Matterportの機能をフルに活用して、詰め込むだけ詰め込んで提案しました。

制作者あるあるなのですが、説明や動画、画像を確認する作業で
展示物に詳しくなるのはもちろんのこと、その場に何があるのか施設説明ができるほど覚えてしまいます。
私自身、作成前に完成した施設は1度も行ったことがなかったのですが、フライト・オブ・ドリームズはガイドできます。
実際に行った時も迷うことはありませんでした😁

なので、このmirevaVRを見てもらうことで
どのような施設があるのか、何を食べるのか、どのような商品があるのか
事前に計画を立てることができます！

もちろん愛知県外の方で、このコロナ禍旅行できない〜という方も実際に行った気分になれますし、
いつか愛知に行った際は、新幹線ではなく中部国際空港セントレアを利用してフライト・オブ・ドリームズに行ってみよう！という気持ちになるはずです🤗