みなさま、こんにちは。
今回は今話題の『Clubhouse』についてお伝えしていこうと思います。
Clubhouse(クラブハウス)は、招待制の音声配信SNSです。つながりがある人同士でラジオ放送のように自由に会話を楽しんだり、興味ある人はその会話を傍聴、さらには会話に飛び入り参加もできる特徴があります。
ニューヨークタイムズでは、同年12月時点でユーザー数は60万人規模に発展されたと報じられ、シリコンバレーを中心に注目を集め、5月にはベンチャーキャピタルから時価総額1億ドル(約100億円)の資金調達に成功しています。
日本では2021年1月からスタートアップ界隈を中心に一気に話題が広がり、「Clubhouse」「クラブハウス」「誰か招待」などClubhouseに関連するワードが連日Twitter上でトレンド入りするほどの盛り上がりを見せています。
- 利用者同士で自由に配信を楽しむことができる
- すでに始まった会話を傍聴できる
- 配信された会話に飛び入参加できる(※ホストからの許可が必要)
リアルタイムでの配信ですが、音声配信はスケジュールで予定できるので、フォロワーに対して音声配信を予告できる点も特徴的です。
Clubhouseの配信には基本的に誰でも自由に参加できるため、著名人の配信を聴くことができる点が大きなメリットです。
普段はなかなか話すことができない著名人の生の話を聴くことで貴重な学びや交流ができる点はClubhouseの醍醐味と言えるでしょう。
現状ではClubhouseのSNSを利用するには、すでにClubhouseを利用している人から招待を受けなければなりません。
さらに、Clubhouseへの招待枠は「2名まで」と制限されており、その限定性・プレミア性も人気が集まる大きな要因となっています。(※招待できる枠はクラブハウスを利用していくことで増えていきます。)
Clubhouseへの「招待」は、自分のスマホの連絡先に招待するユーザーの電話番号があらかじめ登録されている必要があります。
つまり、もともとある「リアルなつながり」が必要になる点は他のSNSではあまり見られない特徴でしょう。
「誰から招待されたか」「誰を招待したか」が自身のプロフィールに記載されるため、人と人との繋がりが見える点も面白い特徴です。
- 会話/音声のみで交流するSNSサービス
- フォローし、フォローされることで繋がる
- いいね、コメントなどの機能は無い
- 完全招待制
- 音声は録音不可
- アプリを起動後「room」と呼ばれる会話スペースが表示される
- 「room」が無数に生まれては消えていく仕組み
- この「room」を通してユーザーは交流することができる
Clubhouseは、ユーザーにメッセージで招待してもらうか、ユーザーネームを登録してウェイトリストに入ると始めることができます。
メッセージでの招待は、自分のスマホの連絡先に電話番号を登録している人に送ることができます。現在は1ユーザーが2つの招待枠を持っており、これが最速のスタート方法です。
すでにClubhouseを利用しているユーザーが招待枠を使い切っても、アプリからの通知(レコメンド)があれば「Let them in!」ボタンを押してその人を招待できることが稀にあります。
招待枠を減らすことなくユーザー承認したい方は是非参考にしてみてください。
ただしこの方法は連絡帳に電話番号が登録されていないと表示されないので、注意してください。
利用規約で以下のことが禁止されています。
- スピーカー全員の書面による同意を取らない限り、会話内容の録音・メモなどが禁止
- 下品やポルノ的な会話の禁止
- 他人の知的財産を侵害する会話
利用規約を守らないとアカウントが停止されてしまうので気をつけて使用しましょう。
Clubhouseがバズっている大きな理由の一つが「招待制」アプリであるということです。
まるで高級会員クラブに招待されるように、誰か利用者に招待されなければ使えないのです。しかもメンバーが招待できるのはたった2人となっています。
見事にFOMO (Fear of Missing Out=疎外感、見逃すことを恐れる) 心理がくすぐられ、どうしても参加したくなってしまう。
アーカイブされない招待制のSNSという点で、Clubhouseの拡散はSNSに対するユーザーの感情を深く考え、徹底的に意識したSNSマーケティングの成功例だと言えます。