【Googleセーフブラウジング】とは?

みなさま、こんにちは。SNS担当タナカです!
今回ご紹介するのは「Googleセーフブラウジング」です。

ホームページを閲覧している際、「このページは安全ではありません」という警告を見たことはありませんか?
この警告は有害なホームページからユーザーを保護するために表示されるもので、この仕組みを「セーフブラウジング」といいます。

Googleセーフブラウジングとは

Googleセーフブラウジングとは、マルウェアに感染したホームページや不正に作成されたホームページにユーザーがアクセスしようとしたときに警告を表示させる仕組みです。
セーフブラウジングを利用すると、不正なホームページにアクセスすることを防ぎ、ユーザーを個人情報漏洩の危険から守れます。

Googleセーフブラウジングの目的

Googleセーフブラウジングは、ウェブの安全性を高めユーザーの個人情報を保護するためにあります。
不正なホームページは、大きく分けて2種類あります。

  • ユーザーに不正なソフトウェアをインストールさせるもの
  • 正当なホームページになりすましユーザーのアカウントやパスワードを入力させるフィッシングサイト
  • Googleの「透明性レポート」によると、およそ 20 億台のデバイスがGoogleセーフブラウジングを使用しています。
    ブラウザで警告表示を見たユーザーの数(一週間あたり)は、9月5日の時点で4,046,316ユーザーにのぼります。
    この数字は、不正ホームページにアクセスして個人情報が漏洩されていたかもしれないところを、Googleセーフブラウジングによって免れた数です。
    Googleセーフブラウジングがプライバシー保護に大きく貢献しているといえるでしょう。

    警告表示の種類

    不正なホームページにアクセスしようとして表示される警告には3つの種類があります。

    • アクセス先のサイトで不正なソフトウェアを検出しました
      不正なソフトウェアをインストールさせようとする場合に表示されます。
    • 偽のサイトにアクセスしようとしています
      アクセスしようとしたホームページがフィッシングサイトである場合に表示されます。
    • アクセス先のサイトには有害なプログラムがあります
      アクセスしようとしたホームページが、ブラウザ上で有害なプログラムをインストールさせようとする場合に表示されます。
    警告表示されたときの対処方法

    警告が表示されたときは、そのままホームページにアクセスせずにブラウザのタブを閉じることをおすすめします。
    警告を無視してホームページにアクセスすることも可能ですが、Googleはおすすめしていません。

    所有するホームページが危険なサイトと判断されたとき

    警告が表示されたときは、そのままホームページにアクセスせずにブラウザのタブを閉じることをおすすめします。
    警告を無視してホームページにアクセスすることも可能ですが、Googleはおすすめしていません。

    自分が所有するホームページが危険なサイトと判断されることもあります。
    その場合はホームページに変更を加えてGoogleに再審査をリクエストしましょう。
    危険な要素を変更しないままリクエストを送ると、危険なサイトと判断される期間が長くなってしまうので注意が必要です。

    まとめ

    Googleセーフブラウジングは、有害なソフトウェアをインストールさせようとするホームページや個人情報を抜き取って悪用するホームページからユーザーを守ることができる仕組みです。
    保有するホームページが安全かどうかはステータスツールで確認できます。

    ユーザーが安心してホームページを閲覧できるよう、常に安全なホームページ運営を心がけましょう。