【働き方改革】愛知県の働き方改革推進の取り組み(各市町村版)

皆様こんにちは、ZEROBASEの働き方改革担当 たにば です!
今回も引き続き、ZEROBASEの拠点「愛知県」の取り組み第三弾で、各市町村の取り組みについてご案内します!

目次
1. そもそも働き方改革改革ってなに?
2. 瀬戸市 ライフ・ワーク・バランス推進宣言企業
3. 刈谷市ハーモニーカンパニー認定制度
4. 豊田市
­4.1. 働きやすい職場づくり推進事業所
4.2. はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰
5. 豊橋市子育て応援企業
6. おわりに

そもそも働き方改革ってなに?

関連ブログリンク(https://blog.zer0base.co.jp/category/work-life-balance/
名古屋市の認定マークはこちら(https://blog.zer0base.co.jp/work-life-balance/3526/

前回のブログでは名古屋市の働き方に関する認証マーク3つをご案内しました。
今回は愛知県の他の自治体での働き方改革に関する認定マークや表彰制度を5つご紹介します。

瀬戸市 ライフ・ワーク・バランス推進宣言企業

瀬戸市内に事業所がある事業者を対象に、従業員の生活(ライフ)と仕事(ワーク)の調和 を推進し、性別に関わらず誰もが働きやすい 職場環境づくりに対して具体的宣言を行う事業所を対象に認定されます。主に以下の3項目が評価されます。

1. 健康で豊かな生活実現のための取組
2. 働きやすい環境づくりのための取組
3. その他、生活と仕事の調和を推進していくための独自の取組

「従業員の生活と仕事の調和を進めるための取組を実施している、またはこれから実施予定であること。」が応募要件となっているため、これから働き方改革に取り組もうを考えている事業所の取り組みの第一歩としておすすめの認証です。

出典:https://www.city.seto.aichi.jp/docs/2023/09/05/008533758/20230905.html

刈谷市ハーモニーカンパニー認定制度

女性活躍推進に積極的に取り組んでいる事業者を刈谷市ハーモニーカンパニーとして認定し、女性活躍推進に関する取組みを促進し、女性活躍の機運の醸成を図ることを目的とした認定制度を実施しています。下記の3項目に対しての取り組みや成果が求められる制度となっています。

1. 女性が継続して就労できる環境整備
2. 女性の積極的な雇用登用やキャリアアップ推進
3. 男女共働きやすい職場実現のための取組

特に3項目目の「男女共働きやすい職場実現のための取組」については、女性の活躍を促進するために、女性に対する措置だけでなく、相互の理解や性別を問わず働きやすい職場環境を作ることが重要であるという考えが伺えます。

出典:https://www.city.kariya.lg.jp/sangyo/shinkoku/1006277.html

豊田市の取り組み

働きやすい職場づくり推進事業所

働き方に関する自社の制度や取組の状況をセルフチェックし、セルフチェックの内容が一定の基準に達している場合、豊田市働き方改革アドバイザーによる確認を経て「働きやすい職場づくり推進事業所」として、豊田市のホームページへ事業所名やセルフチェックの内容が掲載される制度です。
下記の3つのカテゴリのうち、【1.法令遵守度】の全ての項目に該当することかつ、【2.魅力度】において「あり」の項目が4つ以上が登録の対象となります。

1. 法令遵守度
2. 魅力度
3. アピールポイント

こちらは、「豊田市はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰」への応募要件や「豊田市SDGs認証制度」認証の要件になっています。

出典:https://www.city.toyota.aichi.jp/jigyousha/kigyoyuchi/1026482/1054276.html

はたらく人がイキイキ輝く事業所表彰

誰もが働きやすく、働きがいのある職場づくりに向けた働き方改革に積極的に取り組んでいる事業所を表彰する制度です。表彰ということで、応募したすべての事業所が表彰されるわけではありません。

従業員数300人以下の事業所を対象とした「イキイキ大賞」、「イキイキ優秀賞」と事業所の規模を問わない、「ベストフォーカス賞」があります。

1. 従業員の仕事と生活の両立を支援するための取組
2. 従業員の性別、年代、雇用形態や働くうえでのさまざまな制約等にかかわらず、誰もが働きやすい、働きがいのある職場づくりの取組
3. 女性をはじめ、多様な人材の活躍に向けた取組
4. 上記働き方改革の取組の中長期的方針、取組の推進体制

上記が評価項目となっており具体的にどれだけ達成されると、表彰されるかなどは公表されていません。常に魅力的な職場づくり、働き方改革や女性の活躍に向けて積極的に取り組む体制づくりが求められます。

出典:https://www.city.toyota.aichi.jp/jigyousha/kigyoyuchi/1003970.html

豊橋市 子育て応援企業

豊橋市では市民や従業員に対する子育て支援の取り組みを積極的に進めている企業を「豊橋市子育て応援企業」として認定・表彰しています。下記の取り組み分野のうち、2つ以上の分野に該当し、一定水準を満たす場合に認定されます。

1.  子育て家庭にやさしい
2. 地域の子どもにやさしい
3. 従業員のワークライフバランスにやさしい(子育てしながら働きやすい環境づくり)

自社従業員だけでなく、地域社会への貢献も評価の対象になる点が他の認証マークと大きく異なります。

出典:https://www.city.toyohashi.lg.jp/17842.html

おわりに

今回も各自治体の取り組みをご紹介しました!従業員の働きやすさ向上への取り組みは、生産性の向上が期待されるほか、人材採用においても、働き方改革に熱心な企業という社会的な評価を得ることにつながります。
特にZ世代とよばれる若者層は、自分のライフスタイルの実現を重視する意識が強いため、従業員を大切にする企業は魅力的に感じられるでしょう。働き方改革に積極的な企業と印象づけられることで、若者の目にもとまりやすくなり、人材確保にもつながっていくのではないでしょうか。

次回の働き方改革担当ブログは働き方改革についてはいったんお休みして、2030年に達成期限を迎えるSDGsについてご案内していきたいと思います。

まずは、できることから一歩ずつ。気になる取り組みがありましたら、お気軽にお問い合わせください!